杉並区高円寺のノグチ不動産・吉田忍<ヨシダシノブ>です。
本年もよろしくお願いいたします。
今年初めのコラムは2021年の傾向と題して、今後の不動産市場の展望を占いたいと思います。
まず東日本不動産流通機構による昨年の首都圏における中古戸建・中古マンションのデータを見ると、4月に第一回目の非常事態宣言が発令された後、成約件数が前年度比ー50%近くと大幅に下落しました。その後成約件数が徐々に増加して11月は前年度比で中古戸建+23.6%増、中古マンション+14.0%増になり1990年5月の機構発足以降、ともに過去最高となりました。
■首都圏中古戸建成約件数の推移
■首都圏中古マンション成約件数の推移
成約件数が増加した一因は、テレワークの普及による住宅環境の充実を求めてのものと見受けられます。 テレワークが推奨されてから当社管理の賃貸マンションでクレームが増加傾向にあります。一番多いクレームは「騒音」です。また「煙害」のクレームも増えました。
テレワークによるWeb会議やリモート授業はやはり室内外の騒音が気になります。
ベランダでタバコを吸うと煙が左右上下階に漂い、換気のため窓を開けていると室内に入ってきます。ならば他人を気にしない一戸建を購入することを考えます。
また自分のスペースを確保したいために、今より広めの中古マンションを購入することも検討します。
杉並区でも駅近のファミリー向け中古マンション・一戸建の需要は多く、新物件が公開されると即申込が入りました。
本年2021年の傾向は。
まず1月の第2回目非常事態宣言発令後は前回のような危機感は感じられません。マスクやアルコール消毒液などが品薄状態にならないからでしょう。
また住宅ローンの金利も超低金利で推移が続いています。さらに住宅ローン控除が令和3年度税制改正大網の特例措置で3年延長される予定です。
またオリンピック需要と居住用不動産市場の相関関係は薄く、オリンピック(開催されれば)が終了しても不動産価格が下落することも考えにくいので、年初から昨年後半のような需要が見込まれると予想されます。
住み替えをお考えの方はまずは、情報をいち早くキャッチするアンテナを立てましょう。
情報公開前の物件も当社で扱っていますので、不動産コンサルティングマスターの吉田までご連絡ください。