弊社にて中古住宅の売買仲介を受託する場合には、区役所建築課で当該建物の建築確認を調査します。
杉並区には昭和45年度からの建築計画概要書が保管されていて、住所がわかれば簡単に概要書の閲覧コピーができます
。最近は自分で操作できるタッチパネルシステムを使用します。1件につき300円です。(窓口調査のときは1枚10円でした泣)
昭和44年度以前の建築計画概要書は保管されていませんが、建築確認台帳に建築基準法が施行された昭和25年度からの情報が記載されています。
以前は目的建物の建築された年度前後の簿冊を、1欄ごと調べなければなりませんでしたが、杉並区ではデータ化されていて窓口で検索してもらえます。
台帳には建築主、敷地地名・地番、用途、構造、確認番号、確認年月日等が記載されていて、「建築確認台帳記載事項証明書」として証明書を発行してもらえます。→建築確認台帳記載事項証明書
これも1件300円です。
台帳には稀に住所などの誤記、漏れがありその場合はデータにも反映されていませんので1欄ごと調べます。
この建築確認がないと金融機関の融資等に影響がでますので、丁寧に時間をかけて調べます。(疲れます)
その他の行政機関では保管されている概要書の年度が異なりますので、調査に行く前に建築課に電話かオフィシャルのホームページで確認しましょう。